どのようなハンコがよいハンコでしょうか?

まず真っ平らな机の上で(ガラスの上ならなおよい)真っ直ぐにハンコを押してください。印影が全部 映らなければそのハンコの印面は擦り減ったり欠けていたりしています。もし新品であるにもかかわらずこのようなハンコであれば欠陥品です。このようなハンコでは印マットを下に敷いたり、円を描くようにぐるりと回しながら押さなければきれいに捺印ができません。

したがってよいハンコの必要条件はまず印面がフラットであることです。

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次に押された判(印影)をじっくり見てください。誤字脱字がないことはもちろん、姓名の字配りはバランスよく配置されているかどうか、空白部分が大きすぎないか等をチェックします。 ハンコの命は字です。丁寧に書かれた字は見ていて気持ちのいいものです。

よいハンコの条件は丁寧に字入れされたハンコです。

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アキノヤ印房のハンコは見ていて気持ちの良くなる字になるまで丁寧に字入れを行っています。字には徹底的にこだわっています。

ハンコは彫りも重要です。手彫りのハンコと字入れから下彫り、仕上げ彫りまでの全工程を機械を使わずに道具だけで彫ったものをいいます。手彫りのハンコは手間もかかっているので丁寧に作られていると思います。しかしたとえ機械で下彫りをしているハンコでも徹底的な仕上げ彫りをしてあるハンコはそれは見事なものです。

ハンコはその人に成り代わってその人の意思を表すものです。つまりそのハンコがその人のものであること、押された判がその人の意思を表すものであることが重要なのです。つまりハンコにもその人の魂が宿ると思うのです。