象牙
印鑑の素材としては最高級のものです。淡いピンクがかった白色。もしくは薄めのクリーム白色をしています。ひび割れや虫食いに強い、すり減りにくいといった長所があります。朱肉となじみがよく、綺麗に印が捺せます。使い込むほどに光沢がでて所有する喜びを感じることができます。
近年「ワシントン条約」において象牙などの希少動物の材料・製品の輸出入が禁止されていますが、政府登録の正規の業者であれば国内の象牙製品を取り扱いができます。
当店有限会社アキノヤ印房は「種の保存法」に基づく象牙製品取扱業者です。安心して当店象牙製品をお求めくださいませ。 登録番号T-5-26-00021
黒水牛
水牛の角です。原産国はタイ、インド、ベトナムなどです。完全に真っ黒な素材が希少なため黒く染色するか加熱圧縮しています。加熱圧縮することで乾湿の変化によるひび割れにより強くなります。朱肉の朱色との対比が美しく、オフィシャルなイメージがあるため実印、銀行印におすすめです。
当店では美しいジルコニア宝飾入りの黒水牛印材でもお作りしております。
ナチュラル水牛
染色せず自然のままの素材の模様を生かした水牛の角です。美しい模様は個性があり特に女性に人気です。
牛角 もしくは オランダ水牛(白)
オーストラリア産、南米産、南アフリカ産の牛の角です。かつてはオランダ水牛と呼ばれていました。透明感のある白色で、黄色がかったものや灰色がかったものがあります。茶色の混合模様が全くないものだけを牛角(白)と区分しています。
割れや虫食いに強く、象牙に次ぐ高級印材です。
牛角 もしくは オランダ水牛(色)
海外産の牛の角で、淡い飴色や半透明の白色に茶色の混合模様が入った印材を牛角(色)といいます。天然素材のため模様に個性があります。ご来店いただけましたら、お客様自ら印材を選んでいただけるようにいたしております。
柘(つげ)
柘植、もしくは黄楊とも書きます。古くから印章のほかに柘櫛(つげくし)などに使われて親しまれてきました。生産地であるに鹿児島県の柘農家では伐採とともに植林を繰り返して環境を守っています。薩摩柘(本柘)は木目がつまって年輪模様も綺麗です。使い込むほどに飴色に輝きを増しますので、使用の度にやわらかい布などできれいにふいてメンテナンスしてください。
チタン
チタンはアルミニウムの3倍の強度で、鉄やステンレスをも上回ります。熱にも強く、火災時も焼失しにくいといった特性があります。朱肉が均一に付着し、捺印性も優れています。
表面を磨いた鏡面(ミラー)タイプやジュエリーストーンを埋め込んだものもあります。
宝石印
古くは水晶。近年では翡翠(ひすい)、虎目石、メノー 瑪瑙(めのう)、ローズクオーツ、ラピスラズリなどの宝石があります。
写真の宝石印は紫水晶(アメジスト)です。アメジストは2月の誕生石。石言葉は「誠実・心の平和・高貴・覚醒・愛情」などです。